今日は私的に思い出に残っている旅の中から2023年5月の小豆島日帰り旅をご紹介します。
小豆島は瀬戸内国際芸術祭の会場もあるため、会期中は特に多くの観光客でにぎわいます。
芸術祭は3年に一度ですが、期間外でも見どころが多く特に紅葉期の寒霞渓は絶景が楽しめます。
香川県在住の私にとってもおススメの観光地なのでぜひ訪れていただきたい島です。
カメラとレンズ
今回の旅で使用したカメラとレンズは以下の通り
・ カメラ:キヤノンEOS R6
・ レンズ:Carl Zeiss (カールツァイス) Planar T* 50mm F1.4 ZE
EFマウントのプラナー50㎜F1.4はコンパクトなレンズですが、
ずっしり重量感があり、所有欲も満たしてくれる1本です。
Rシリーズに付ける際はEF-RFマウントアダプタをかます必要があるので、
カメラ本体とのサイズ感はコンパクトとは言い難いですが、
ズームレンズに比べると収まりは良いので、ゆっくり巡る旅行にはピッタリの一本です。
SEASiON

いきなりランチタイムになりますが、草壁港近くの「SEASiON」に伺いました。
海際にある倉庫をリノベしたお店で、心地よい海風に暖簾がなびいておりエモい雰囲気満点です。

建物内だけでなく、海際のテラスにもテーブル席とカウンター席があります。

f1.4の解放はピントの合う範囲が薄くて、
マニュアルフォーカスで追うのは正直大変です。
個人的な感想ですが、f2.0あたりが扱いやすくボケも美しくいい塩梅です。
一眼レフだと更にピント合わせが難しいですが、
R6はフォーカスガイドが優秀なので、走り回る子どもやペットとかでなければ
十分対応することができます。
いい時代になりましたね。

少し絞り込んでいくとパキッとした写りが楽しめます。

料理写真は苦手です。
しかしこのドライカレーは美味しかったです。
甘さとスパイス感のバランスが良く、辛さが苦手な方でも楽しめるレベルの辛さです。
二十四の瞳映画村

ランチのあとは二十四の瞳映画村へ行きました。
古い校舎がそのまま撮影セットになっています。
団塊世代くらいの方には懐かしい風景かと思います。
アラフォーの私にはクラシックなエモい空間、という印象でした。

ふいにレンズレビューをするのですが、
この机の写真、前ボケも綺麗なんですよね。
RAW現像の加減にもよりますが、空気感がしっかり写せています。

当然後ろ側のボケも美しいです。
背景のボケの線があまり主張しないので、自然で美しい感じのボケです。
小豆島酒造

日本酒がお好きな方にお勧めのスポットが小豆島酒造です。
以前は森国酒造として長年日本酒を作られていましたが、
現在は小豆島酒造(Morikuni)と屋号を変えてお酒を造られています。
古民家をそのまま活かしたお店の佇まいが素敵です。

お店の中は物販だけでなくカフェ&バーとしても営業されています。

バーカウンターがかなり素敵です(語彙力…)。

各種試飲もできます。

物販の展示方法もおしゃれです。
販売されている日本酒の種類も豊富なので、選ぶのが楽しいです。

近くには酵母を利用したパン屋さんもあるので、
興味のある方は立ち寄ることをお勧めします。
レンズの総評
今回、旅を共にしたCarl Zeiss (カールツァイス) Planar T* 50mm F1.4 ZE。
マニュアルフォーカスではありますが、ピントリングのトルクが重めでピント合わせはしやすいです。
ボケ感も自然で美しく、絞り込むと周囲の空気感まで閉じ込めるような感じで
見たときの印象をそのまま切り取ったような感覚が得られます。
歴史ある設計のレンズを現在でも購入できるのはありがたいですね。
ゆっくりカメラを片手に旅をするスタイルの方にはお勧めの一本です。
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