こんにちは。
通勤や買い物で日々使用しているスーパーカブC125、
速くて軽くて乗り心地がよい、と文句なしのシティコミューターですが、
唯一の欠点が「そのままでは積載性が皆無」ということ。
ノーマルの見た目が好きで買ったので、ボックスが付くことに若干の抵抗があったのもあり、
これまで「荷物は背負う」ことで対応してきました。
購入後2年が経過し、
さすがに背負うだけでは運ぶ量に限界があることを体感してきたこともあり、
この度ようやくリアボックスを装着する運びと相成りました。
この記事は「DIY?なにそれ美味しいの?」
レベルの私が諸先輩方のブログや動画を参考に
リアボックス装着を装着してみた備忘録です。
装着するボックス
今回C125に装着するリアボックスはJMSのNEWラゲージボックスMです↓

思っていたよりしっかりとした包装で届きました。

箱の中で本体もしっかり緩衝材に包まれ状態でした。
ハナは検品をしているようですね。

ラブラドールを飼われている方であれば、このサイズ感がなんとなく分かるかと思います。
外寸だと【幅:435mm 奥行:380mm 高さ:335mm】だそうです。

よく銀行員さんが外回りで使っているバイクに付いている印象。

蓋は大きく開くので、出し入れする際干渉することはありません。
ハナはどうやらこの箱は私には関係ないようだ、と気づいたようですね。

箱の中にはリアキャリアとの接合に必要な部品と、
穴あけ工作用のガイドシートが入っています。
標準的なカブの純正キャリアであればこのガイドシートが使えるのですが、
ナナカンパニーさんのキャリアは対象ではないので、
自分で穴あけ位置を決めて作業をする必要があります。
ボックス装着に必要なキャリア
通常のスーパーカブやクロスカブ、ハンターカブであれば
標準で大型のリアキャリアが装着されているので、
そのまま装着が可能なのですが、
C125は見た目重視の小さ目のリアキャリアなので
そのままつけることができません。

このリアキャリアはほぼ飾りみたいなものなので仕方ないですね。
ではどのリアキャリアを装着するか、になりますが
私は今回、ナナカンパニーさんのリアキャリアを装着しました↓

このリアキャリア、現在は公式サイトでは取り扱いがされておらず、
私はヤフオクで購入しました。
また公式に再販されるといいですね。
必要な工具
DIY初心者なので、
電動ドリルなど当然持ち合わせておらず、
私は近所の親戚に借りました。
京セラ(旧リョービ)の電動ドリルは軽くて操作しやすかったです↓
充電式の方が電源近くで作業しなくて済むので便利ですが、
私はアウトドア用のポータブル電源を持っているので無問題。
あとはソケットレンチとかドライバーなどの工具セットを使用しました。
ボックスの穴あけ加工
リアキャリアとボックスはボルトで固定するため、
ボルトを通すための穴あけ加工が必要となります。
画像のように実際にボックスとキャリアを合わせて、
だいたいの位置決めをしておきます。

当たり前ですが、キャリアとボックスの向きが合っているかは
必ず確認しておきましょう。
諸先輩方のブログ等を確認すると、
皆さん振動や騒音対策として緩衝材を貼っておられましたので、
私もホムセンで購入した緩衝シールを貼付しました↓

肝心の穴あけ作業は写真を撮るのを忘れたため、お示しできる資料がありません。
穴あけ用のピッドは【2㎜→4㎜→6㎜→6.5㎜】で仕上げました。
初めてのドリルでしたが、思ったよりサクッと開けることができました。
リアキャリア交換
お次はリアキャリアの交換です。
リアサス上端と、リアウインカー脇のボルトをそれぞれ外し、
ちょい後ろに引くだけで簡単に外れます。

キャリアを外した状態のお尻がなかなかカッコいいですね。

うんうん、カッコいい。

逆の工程で新しいリアキャリアを装着します。
製品によってはちょっとズレてる、という話を聞いていましたが、
このキャリアも右側の穴が1㎜くらいズレていました。
でもなんとか着けられました。

純正と比べるとバカでかくなりました。
ボックスの装着
仮置きした通りの位置にボックスを置きます。
ここで大体の完成形態が見えるのでちょっとテンションがあがります↓

ボックスを置いてから、
①ボックスの内側からボルトを通し
②ボルトの先に付属のプレートを通し
③プレートから出っ張ったボルトの先に付属のナイロンナットを装着
の作業をした図がこちら↓

↑ボックスの穴にボルトを通した図

あとはこのボルトを締めて締めて締めまくります。

プレートが上の画像のようにたわむくらい締めます。

横から見てもしっかりたわみました。
完成

完成図↑
私はいつもリュックを背負うため、
ボックスを少し後ろにずらした状態で固定しました。
前側キワキワで装着すると、
センタースタンドをかけるときに手をかけにくくなるので注意が必要かと思いました。
装着してみて、さっそく買い物へ出かけて荷物を入れてみました。
感想は「便利!」の一言。
ただ重心がやや高くなる感じなので、押し歩きするときはバランスを崩さないよう
注意が必要です。
これからも良き相棒として大切にしていきます。
コメント